チワワのブルータンってどんな犬?

ブルータンの特徴、歴史、性格、毛色

数多くのカラーバリエーションを持つチワワですが、中でも滅多に手に入らないレアカラーと言われているのが「ブルータン」です。
ブルータンとは灰色と青色を混ぜたような微妙な色合いのブルーの毛並みをベースにした犬で、さらにタン・マーキングと言われる模様が眉毛や胸元、足の先などについていきます。

ブレイクするきっかけになったのはアメリカでの人気高騰で、少し遅れて日本でも一気にブルーカラーのチワワを求める声が高くなりました。

ブルータンの最大の魅力は、光の当たり具合によって変わる色合いの変化です。
猫の種類にも「ロシアンブルー」など青みがかった灰色の品種が人気となっていますが、今後レアカラー人気は青色が主流になっていくことが予想されます。

ただし、チワワにおいてはブルータンは非常に新しく登場した品種であり、その間には何度もブリーダーによる掛け合わせが行われてきました。
掛け合わせにおいては色素の薄い品種をわざと選んで子供を作らせたりといったことを行っているので、原種に近いチワワと比べて虚弱体質になる可能性が高いという心配があります。
実際に色素の薄い犬同士を何世代も掛け合わせてしまうと、色素欠乏症という遺伝性の病気が発生することもあり、主に聴覚や視覚に異常が出てしまうリスクが高まります。

もちろん全く健康に生まれてくるブルータンのチワワもたくさんいますが、レアカラーにこだわるということは、ある程度健康面のリスクを抱えることになると理解しておくべきでしょう。
判断が難しいところですが、同じブルータンであっても色味が黒色に近い個体の方が長生きできる体質をしていると言われています。

薄毛体質のチワワは特に注意

健康面に若干の心配のあるブルータンですが、基本的な性格は他のチワワと同じくやんちゃで冒険心が強く、利口な知能を持っています。

ただそのやんちゃさが病気のリスクを高めてしまうという危険性もありますので、ブルータンなどのレアカラーの犬を迎える時には普段以上に健康管理をする意識を持つ必要があるでしょう。
同じブルータンでも体が弱い個体にありがちなのが、被毛全体が薄毛であるということです。
スムースチワワの場合は全身の毛は短めとなっていますが、特に首の周りは個体によりかなり薄い毛になってしまうこともあります。

はじめはそれなりに被毛に覆われていたのに、加齢やストレスにより次第に薄毛になっていってしまうこともあります。
薄毛になりはじめると肌の炎症リスクが高まり、またいつもより一層寒さに弱くなってしまうのです。

乾燥対策としてシャンプーには保湿系のものを使ってあげるとともに、コームなどきめ細かいクシを使って毛並みを揃えてあげてください。