種類によって異なるお手入れ
チワワにはロングコートとスムースの2種類があり、それぞれ毛の長さがまったく違いますので、お手入れ方法も異なります。
ロングコートの場合は、ブラシで全身をといてから、コームでさらにといて毛並みを整えます。
毛の生え変わりの時期にはかなり抜けますので、まめにブラッシングをしてきれいにしてあげましょう。
また、毛質によっては毛玉ができてしまうこともありますので、できれば1日1回はブラッシングするように意識したいですね。
チワワのブラッシングにはいろいろな意味があります。
例えば、ブラッシングをすることでノミ取りをすることもできますので、散歩のあとにブラッシングしてあげれば、ノミに刺されてしまう心配がなくなります。
また、毛の生え変わりの時期にブラッシングを怠ると、チワワのかゆみの原因となってしまいますので、かゆみなどの症状を防ぐためにも、毎日のブラッシングはとても大切です。
スムースのチワワはとても毛が短いので、お手入れはかなり簡単です。
散歩の後に、豚毛などでできた毛の短いブラシでブラッシングをし、ほこりやノミ取りを行えば完了。簡単でしょ?
ブラッシングのコツ
ロングコートもスムースも、ブラッシングはあまり力を入れずに優しく行うのがコツ。
チワワは本当に小さくて華奢なワンちゃんですので、いたわりながらブラッシングしてあげましょう。
お腹の部分をブラッシングするときには、よりやさしくしてあげてください。
あと、チワワによっては、大きなブラシを使うと怖がってしまう子もいるようです。
ちょっと小さめのブラシを使うほうが、安心してブラッシングされてくれるようですので、臆病なチワワちゃんの場合には、意識してブラシ選びをしてみてはいかがでしょう。
シャンプーの頻度、注意点
ロングコートのチワワのシャンプーは、月1、2回の頻度が望ましいです。
専用シャンプーを使い、あまり熱すぎない温度のお湯で毛を濡らしてからやさしくシャンプーしてあげます。顔やおしりの周りは、よりぬるめのお湯で洗い流すように気をつけて。
スムースのチワワは、月1回程度のシャンプーで十分。
ロングコートと同じようにやさしく洗ってあげましょう。
仔犬のシャンプーは、ワクチンを摂取した場合はその後2種間ほどシャンプーを控えた方がよいといわれていますので、ワクチン摂取前にシャンプーをしておくとよいかもしれません。
また、耳に水が入ると耳の病気の原因となってしまうことがあります。
チワワは耳が大きいのも特徴なので、水が入ってしまわないか心配な方は、シャンプー時に耳にコットンを詰めるなどの対処をしてもよいでしょう。取り出せないほど奥に詰めてしまわないように注意してください。